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砂沢遺跡 すなざわいせき

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

砂沢遺跡
すなざわいせき

青森県弘前市にある縄文~弥生時代の遺跡。縄文時代終末期の砂沢式土器の標式遺跡であり,古くからその存在は知られていた。 1987年から調査され,砂沢式土器に伴う水田の跡が確認された。それとともに弥生時代前期の土器である遠賀川系の土器が出土し,大きな話題となった。垂柳遺跡で確認された水田がより古い時期にさかのぼることは明らかで,北九州に成立した弥生文化はきわめて速い速度で本州北端まで達したことが確認された。しかし稲作農耕はこの地に定着することなく終ったとされる。

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大辞林 第三版の解説

すなざわいせき【砂沢遺跡】

青森県弘前市三和にある縄文後期・晩期の水田遺跡。水田址と籾痕のついた遠賀川式土器が発見され、北日本への稲作伝播の推定時期がより古くなった。

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