砂滑(読み)スナメリ

デジタル大辞泉 「砂滑」の意味・読み・例文・類語

すなめり【砂滑】

ネズミイルカ科の哺乳類全長約1.8メートルのハクジラインド洋から日本の沿岸近くに分布し、砂の上を滑るように泳ぐ。瀬戸内海では天然記念物

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精選版 日本国語大辞典 「砂滑」の意味・読み・例文・類語

すなめり【砂滑】

  1. 〘 名詞 〙 ネズミイルカ科の哺乳類。体長約一・八メートル。体は黒色または銀灰色で、背の頭から尾にかけて約一センチメートルの隆起がある。額はまるく突き出し、背びれくちばしがないので他のイルカと区別できる。沿岸近くに生息し、数頭の小群で、小魚イカなどを食べる。インド洋から日本近海に分布し、しばしば河口にも見る。広島県の阿波島南沖の「スナメリ群遊海面」は天然記念物に指定されている。なめりうお。なめ。ぜごんどう。
    1. [初出の実例]「すなめり程に水舟はういてゐる」(出典:雑俳・柳多留‐一〇四(1828))

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動植物名よみかた辞典 普及版 「砂滑」の解説

砂滑 (スナメリ)

学名Neophocaena phocaenoides
動物。ネズミイルカ科のハクジラ

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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