【Ⅰ】硫化ケイ素(Ⅱ):SiS(60.15).黄色の針状結晶.密度1.85 g cm-3.昇華点940 ℃(2.7 kPa).硫黄とフェロシリコン([別用語参照]フェロアロイ)を加熱すると得られる.空気中で加熱すると二酸化ケイ素と二酸化硫黄になる.吸湿性で水によって分解し,オルトケイ酸と硫化水素になる.星間物質として観測されている.[CAS 12504-41-5]【Ⅱ】硫化ケイ素(Ⅳ):SiS2(92.22).ケイ素の粉末と硫黄との混合物を加熱すると得られる.白色の針状結晶.密度2.02 g cm-3.1090 ℃ で昇華する.水と接すると二酸化ケイ素と硫化水素とに分解する.空気中で加熱すると燃焼して酸化ケイ素(Ⅳ)と二酸化硫黄になる.固体電解質や,イオン伝導性ガラス製造成分として用いられる.[CAS 13759-10-9]
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新
10/1 共同通信ニュース用語解説を追加