硬膏(読み)コウコウ

デジタル大辞泉 「硬膏」の意味・読み・例文・類語

こう‐こう〔カウカウ〕【硬×膏】

常温では固形で、加温軟化して皮膚に粘着させて用いる外用剤硬膏薬。硬膏剤。⇔軟膏
[類語]膏薬軟膏練り薬

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「硬膏」の意味・読み・例文・類語

こう‐こうカウカウ【硬膏】

  1. 〘 名詞 〙 皮膚外用薬の中で最も硬度が高く、常温では固形状態で、体温で軟化して粘着性となる薬剤。皮膚下浸透の作用は強い。⇔軟膏。〔医語類聚(1872)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「硬膏」の意味・わかりやすい解説

硬膏【こうこう】

膏薬一種。常温では固形,体温で軟化して粘着性となる外用剤。布片または紙片展延してあるものが多く絆創(ばんそう)膏が代表例。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

スキマバイト

働き手が自分の働きたい時間に合わせて短時間・単発の仕事に就くこと。「スポットワーク」とも呼ばれる。単発の仕事を請け負う働き方「ギグワーク」のうち、雇用契約を結んで働く形態を指す場合が多い。働き手と企...

スキマバイトの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android