デジタル大辞泉 「磁気分離」の意味・読み・例文・類語 じき‐ぶんり【磁気分離】 物質それぞれがもつ磁力の違いを利用して、鉱物粒子などを選別すること。鉄分の除去・回収などに利用。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
化学辞典 第2版 「磁気分離」の解説 磁気分離ジキブンリmagnetic separation 物質のもつ磁性の相違を利用する分離法.主として有用な鉱物資源を含む鉱石を粉砕し,水中に懸濁させ,有用な部分を分離する際に利用される.分離される物質は強磁性のものが多いが,磁場勾配を大きくし,あるいは超伝導マグネットを用いることによって,常磁性物質の分離も可能になった.たとえば,製紙工業で用いられるカオリン中の不純物酸化物の除去,また水処理に利用される. 出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報