教会での礼拝諸式に使用される書物。キリスト教の祈祷は、対象がイエス・キリストにおいて自己を啓示する唯一の神であり、内容が懇願、とりなし、感謝、悔い改め、賛美の性格をもち、神との人格的交わりの道であり、「主イエス・キリストの御名(みな)によって」の結びの句と「アーメン」を必要とし、明瞭(めいりょう)な言語で表現される。教会の公同の祈祷は礼拝形式の制度化に伴い成文化された。中世祈祷書Medieval Service-booksは西方教会の典礼文(ラテン語)を記した祈祷書であり、9世紀を境に聖職者の役目別から典礼別に編集が変わった。聖公会祈祷書The Book of Common Prayerはイギリス国教会の正式な祈祷書(1662)で、宗教改革の精神を反映し、教会暦、聖書日課、公同の礼拝式を含む。典礼書、アゲンデ(祭儀規定)、式文などは祈祷文と同種のものである。
[川又志朗]
春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...