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教会暦 キョウカイレキ

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デジタル大辞泉の解説

きょうかい‐れき〔ケウクワイ‐〕【教会暦】

キリスト教教会で用いる特別な暦。降誕・復活などイエス=キリストの生涯の事跡を記念する日を1年間の周期に配したもの。典礼暦。

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百科事典マイペディアの解説

教会暦【きょうかいれき】

イエス・キリストの生涯の出来事を記念して,狭義にローマカトリック教会行われる1年間(典礼暦年)の暦。英語church calendar。待降節の第1の日曜日(11〜12月初め)に始まり,翌年の待降節に至る。
→関連項目待降節

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世界大百科事典 第2版の解説

きょうかいれき【教会暦 church calendar】

キリストの生涯のできごとを1年を周期として記念するために,キリスト者の間に形成された教会の暦。その1年を〈典礼暦年church year〉という。旧約時代の三大祝日から,過越の祭と五旬祭を受け継いで,教会は主の過越(キリストの受難・死・復活)とその50日目に起こった聖霊降臨のできごとを毎年祝うようになった。これがキリスト教の二大祝日,復活祭聖霊降臨祭である。とくに,復活祭に洗礼を授ける準備のため,聖書のふさわしい朗読個所が選ばれ,40日ほどの間,洗礼の準備が行われたが,これが四旬節となった。

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大辞林 第三版の解説

きょうかいれき【教会暦】

教会で用いる暦。誕生・復活などのキリストの生涯の出来事を記念する日を一年の周期の中に定めたもの。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

教会暦
きょうかいれき

キリスト教会暦」のページをご覧ください。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

教会暦
きょうかいれき
Church calendar

キリストの救いの生涯を1年間の周期に当てはめて、日々これを記念するようにつくられた教会独特の暦。教会によってその構成はさまざまであるが、カトリック教会ではこれを典礼暦とよび、以下のような構成になっている。
 1年は、キリストの降誕を待ち望む「待降節(たいこうせつ)」、その誕生を祝う「降誕節」、キリストの復活祭を迎える準備の「四旬節」、復活を祝う「復活節」の期間と、それ以外の「年間」の時期に区分される。
 キリスト教のもっとも大きな祝日は、一般には降誕祭、つまりクリスマスと思われているが、教会で最大の祝日は、キリストが十字架の死によって救いのわざを完成し、死からよみがえったことを祝う復活祭である。復活の大祝日の前の週は聖週間とよばれるが、そのなかでも聖木曜日は最後の晩餐(ばんさん)、聖金曜日と聖土曜日は受難と死去、そして続く日曜日に復活が盛大に祝われるのである。一般社会の暦ではそれぞれの祝日も連関性を欠くが、教会の暦では、冬にはキリストの誕生と聖家族、春にはキリストの受難と十字架の死と復活と聖霊降臨祭、夏には聖母マリアの被昇天祭、秋にはキリストの功徳(くどく)によって救われた天国の諸聖人と諸死者を記念する、というように連関して、キリスト信者がキリストの生涯と教会の歴史に日々の生活をあわせるように構成されている。
 四つの典礼季節以外の時期である「年間」は「主の洗礼」の祝日から「王であるキリスト」の祝日までにまたがる期間で、34週にわたり、それぞれの聖節への準備が行われ、また教会で聖人の位にあげられた多くの聖人たちの記念が行われる。
 教会では主日(しゅじつ)(日曜日)ばかりでなく、毎日その日の祝いや記念にあわせて、ミサ聖祭が捧(ささ)げられ、1年の周期のなかで、毎日のミサの聖書朗読の箇所が決められているが、主日の朗読箇所は3年周期、週日のものは2年周期に配分され、それぞれの日にあわせて、信者や求道者が旧約・新約両聖書の豊かさに触れるように考慮されている。
 ミサ聖祭の祭式は一定しているので、毎日もしくは主日に同じ祭式が繰り返されているようにみえるが、その内容は教会暦(典礼暦)に従って日々これ新たに捧げられているのである。[安齋 伸]
『カトリック中央協議会編・刊『典礼暦教会所在地』(毎年刊行) ▽典礼司教委員会編『典礼暦と毎日のミサの聖書朗読』(毎年刊行・カトリック中央協議会)』

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