神出鬼没(読み)シンシュツキボツ

デジタル大辞泉 「神出鬼没」の意味・読み・例文・類語

しんしゅつ‐きぼつ【神出鬼没】

鬼神のようにたちまち現れたり消えたりする意から》行動が自由自在で、居所などの予測がつかないこと。「神出鬼没怪盗
[類語]出没見え隠れ隠見散見

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精選版 日本国語大辞典 「神出鬼没」の意味・読み・例文・類語

しんしゅつ‐きぼつ【神出鬼没】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 鬼神のように自由自在に出没して居所が容易にわからないこと。非常にすばやく現われたり隠れたりすること。また、そのさま。神没。
    1. [初出の実例]「徧界なりといへども、神出鬼没なり。亙時なりといへども、互換投機なり」(出典:正法眼蔵(1231‐53)阿羅漢)
    2. [その他の文献]〔通俗編‐神鬼〕

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四字熟語を知る辞典 「神出鬼没」の解説

神出鬼没

鬼神のように自由自在に出没して居所が容易にわからないこと。非常にすばやく現れたり隠れたりすること。

[使用例] 泥棒大手をふってまかり通っているから捜すのに苦労はしないが、あんたはまた神出鬼没じゃ[北杜夫*さびしい王様|1969]

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