隠見(読み)インケン

デジタル大辞泉 「隠見」の意味・読み・例文・類語

いん‐けん【隠見/隠顕】

[名](スル)隠れたり見えたりすること。見え隠れ。「木々の間に―する海」
[類語]出没見え隠れ神出鬼没散見

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「隠見」の意味・読み・例文・類語

いん‐けん【隠見・隠顕・隠現】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 「いんげん」とも ) 隠れたり現われたりすること。見えがくれ。また、隠れることと現われること。
    1. [初出の実例]「隠顕雖定、福淫在知」(出典経国集(827)一一・同春太詠鬼之什〈石川広主〉)
    2. 「日納爾(ジヱンネル)は、天性謙虚にして隠顕ともに節を改めざる人なり」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉五)
    3. [その他の文献]〔南史‐隠逸伝・漁父〕
  3. おんけん(隠顕)

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普及版 字通 「隠見」の読み・字形・画数・意味

【隠見】いんけん

見え隠れ。

字通「隠」の項目を見る

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