神吉寿平(読み)かみよし じゅへい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「神吉寿平」の解説

神吉寿平(3代) かみよし-じゅへい

1817-1884 幕末-明治時代の装剣金工。
文化14年6月28日生まれ。2代神吉寿平の長男。肥後熊本藩につかえ,精巧な肥後金工作風をまもり,鐔(つば)細工などで近世名工といわれた。金工鑑定家としても知られる。明治17年8月30日死去。68歳。名は正康。通称は甚左衛門。号は楽寿。

神吉寿平(初代) かみよし-じゅへい

1754-1820 江戸時代後期の装剣金工。
宝暦4年生まれ。肥後熊本藩の命で林家3代の藤八の門にはいり,春日派の祖林家の技術をつたえたといわれる。鐔(つば)作りで知られ,藩主から神吉の姓をゆるされ,同藩につかえた。文政3年死去。67歳。名は正忠,忠光。

神吉寿平(2代) かみよし-じゅへい

1786-1851 江戸時代後期の装剣金工。
天明6年生まれ。初代神吉寿平の長男。肥後熊本藩につかえる。鐔(つば)細工で知られる。嘉永(かえい)4年8月1日死去。66歳。名は深信

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「神吉寿平」の解説

神吉 寿平(3代目) (かみよし じゅへい)

生年月日:1817年6月28日
江戸時代;明治時代の鐔工
1884年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む