…もとは農耕儀礼などと結びついた素朴な信仰に根ざすものであったが,政治的統一が進み,他国・他民族への意識が生まれてくると,日本を他国よりもすぐれた国とする主張の拠り所となった。神国・神州といったことばは,直接排外的な思想に結びつくというものではなかったが,対外緊張が強まったときには,つねに日本中心の排外的な主張を支えるものとなった。 《日本書紀》の神功皇后紀に見える神国の語は,朝鮮半島に対する日本人の意識をあらわしており,神功皇后紀の記述は後世まで繰り返し持ち出された。…
※「神国」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
初冠,加冠,烏帽子着ともいう。男子が成人し,髪形,服装を改め,初めて冠をつける儀式。元服の時期は一定しなかったが,11歳から 17歳の間に行われた。儀式は時代,身分などによって異なり,平安時代には髪を...