神崎孫右衛門(読み)かんざき まごえもん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「神崎孫右衛門」の解説

神崎孫右衛門 かんざき-まごえもん

1757-1844 江戸時代後期の里正(村長)。
宝暦7年生まれ。下総(しもうさ)埴生(はぶ)郡(千葉県)幡谷(はたや)村の人。村に堕胎の風習があるのをうれえ,子どもを3人以上生み,生活のくるしい村民には養育費を5歳まで支給した。領主田安家から善政を賞され,名字帯刀をゆるされた。天保(てんぽう)15年2月死去。88歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む