祭月(読み)マツリヅキ

デジタル大辞泉 「祭月」の意味・読み・例文・類語

まつり‐づき【祭(り)月】

その土地の主要な祭りのある月。特に、賀茂祭の行われる陰暦4月(卯月うづき)をさす。

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精選版 日本国語大辞典 「祭月」の意味・読み・例文・類語

まつり‐づき【祭月】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 祭が多く行なわれる月。
    1. [初出の実例]「恰度(ちゃうど)今月は祭り月、何かお祭にからんだ事を申上げます」(出典落語・錦の犢鼻褌(1897)〈四代目橘家円蔵〉)
  3. ( 京の賀茂神社祭礼にあたるのでいうか ) 陰暦四月、卯月(うづき)異称

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普及版 字通 「祭月」の読み・字形・画数・意味

【祭月】さいげつ

月をまつる。〔礼記、祭法〕王宮には日を祭るなり。夜(壇)にはを祭るなり。幽宗には星を祭るなり。宗(うそう)には水旱を祭るなり。四坎壇(しかんだん)には四方を祭るなり。

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