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福山藩〈備後国〉 ふくやまはん

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藩名・旧国名がわかる事典の解説

ふくやまはん【福山藩〈備後国〉】

江戸時代備後(びんご)国福山(現、広島県福山市)に藩庁をおいた譜代(ふだい)藩。藩校は誠之館(せいしかん)。1619年(元和(げんな)5)、備後国、安芸(あき)国の2国を領していた福島正則(ふくしままさのり)改易(かいえき)されたあと、水野勝成(かつなり)が大和(やまと)国郡山藩から10万石で入封(にゅうほう)して立藩。勝成は福山城の築城、城下町の建設、大規模な新田開発を行ったほか、30年(寛永(かんえい)7)には全国に先駆けて藩札(はんさつ)を発行するなど藩政の基盤を築いた。水野氏は5代続くが、嗣子(しし)がなく98年(元禄11)に断絶、その後は天領となった。1700年入封の松平(奥平)忠雅(ただまさ)を経て、10年(宝永7)に阿部正那(あべまさくに)が下野(しもつけ)国宇都宮藩から入封して定着、以後明治維新まで阿部氏10代が続いた。7代藩主の阿部正弘(まさひろ)をはじめ4人の老中を輩出している。1869年(明治2)の藩制改革では上院・下院の議院制を採用。71年の廃藩置県で福山県となり、その後、深津(ふかつ)県、小田(おだ)県、岡山県を経て、76年広島県に編入された。

出典|講談社
(C)Kodansha 2011.
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