福本遺跡(読み)ふくもといせき

日本歴史地名大系 「福本遺跡」の解説

福本遺跡
ふくもといせき

[現在地名]神崎町福本 丸山など

越知おち川の左岸笠形かさがた(九三九・四メートル)から派生した中茶屋なかちやや山麓の西斜面裾部に位置する。遺跡は標高一三〇―一四〇メートルの洪積台地に立地する。旧石器時代から始まり、縄文時代、弥生時代前期・中期を中心に集落が形成されている。古墳時代後期には再び集落が営まれ、白鳳―奈良時代には瓦窯が構築される。昭和二七年(一九五二)に発見され、同四四年・同五二―五四年・同五六―五七年に発掘調査が行われた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む