福永らく(読み)フクナガ ラク

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「福永らく」の解説

福永 らく
フクナガ ラク


職業
箏曲

生年月日
文政4年

出生地
土佐国(高知県)

経歴
幼少の頃に疱瘡を患い、両目失明。のち京都に上り、富士岡検校・浦崎検校に師事して箏曲を学んだ。京都上京区室町に居宅を構えて箏曲を教授公家の一条家などに出入りし、寿栄君(のちの昭憲皇太后)も彼女の教えを受けている。

没年月日
明治38年 2月23日 (1905年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「福永らく」の解説

福永らく ふくなが-らく

1821-1905 江戸後期-明治時代地歌・箏曲(そうきょく)家。
文政4年生まれ。幼時に失明し,京都にでて富士岡,浦崎の両検校(けんぎょう)に入門。のち京都にすんで教授活動をし,一条家の寿栄君(のちの昭憲皇太后)にも教授した。明治38年2月23日死去。85歳。土佐(高知県)出身

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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