福王盛親(読み)ふくおう もりちか

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「福王盛親」の解説

福王盛親 ふくおう-もりちか

1609-1673 江戸時代前期の能役者ワキ方。
慶長14年生まれ。福王流5代。観世身愛(ただちか)(黒雪)の甥(おい)。福王家の養子となり,一時とだえていた福王流を再興。晩年京都に隠栖(いんせい)して服部宗巴(そうは)とあらためる。素謡(すうたい)をはじめ,京観世の祖となった。寛文13年5月22日死去。65歳。本姓服部。初名は重正。通称は茂兵衛,神右衛門。号は清閑斎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android