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禿髪氏 とくはつしTu-fa-shi, T`u-fa-shih

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

禿髪氏
とくはつし
Tu-fa-shi, T`u-fa-shih

中国,五胡十六国時代に南涼 (→ ) を建設した鮮卑系部族。甘粛省涼州を中心に発展し,禿髪烏孤 (うこ) のときに西平王となって南涼を建てた (397) 。

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世界大百科事典 第2版の解説

とくはつし【禿髪氏 Tū fà shì】

鮮卑系の一部族。五胡十六国の一つ南王国を河西地方に建設した。南涼が西秦に滅ぼされると,王子の一人禿髪破羌は北魏に亡命した。北魏の太武帝は禿髪氏は帝室拓跋氏と源を同じくするというので,破羌に源氏と姓を賜い,名を賀と改めさせた。これによると禿髪氏と拓跋氏はもと同族で,塞外からそれぞれ河西と山西に分離,移動したらしい。源賀の子孫には唐玄宗朝の宰相源乾曜らがある。五胡十六国【谷川 道雄

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世界大百科事典内の禿髪氏の言及

【鮮卑】より

…このころから各部族でも長の世襲制が始まり,有力部族を中心とする部族連合体を形成,流亡中国人を受けいれて文明化を進めた。晋時代に華北へ進出,五胡十六国時代には,その部族慕容氏が前燕,後燕,南燕,西燕を,乞伏氏が西秦を,禿髪(とくはつ)氏が南涼を建国,拓跋氏の北魏は北中国を統一,北周,北斉をはじめ隋・唐両帝国も鮮卑族を中心に築かれた。もともと女性の地位が高く,活発に社交を行って漢人を驚かせた。…

※「禿髪氏」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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