塞外(読み)サイガイ

デジタル大辞泉 「塞外」の意味・読み・例文・類語

さい‐がい〔‐グワイ〕【塞外】

とりでのそと。⇔塞内
中国で、北方国境のそと、すなわち万里の長城外側。⇔塞内

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「塞外」の意味・読み・例文・類語

さい‐がい ‥グヮイ【塞外】

〘名〙 とりでの外。辺境の地。また、中国で万里長城の外。
文華秀麗集(818)下・神泉苑九日落葉篇〈嵯峨天皇〉「塞外征夫戍遼西、閨中孤婦怨
※夜航余話(1836)上「塞外の悪景むさくろしく」 〔荀子彊国

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「塞外」の読み・字形・画数・意味

【塞外】さいがい(ぐわい)

辺塞の外がわ。〔漢書、武帝紀〕(太初元年夏五月)因(いんう)(匈奴地名)將軍孫敖をはし、塞外に受かしむ。

字通「塞」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android