国民年金や厚生年金といった加入義務のある「公的年金」とは異なり、企業や個人の判断で入り年金を上乗せできる。その一種が「確定拠出年金」で、企業が掛け金を負担し従業員が加入する「企業型」と、一人一人が掛け金を払う「iDeCo(イデコ)」がある。私的年金は運用益などが非課税となる税制上のメリットがある。運用結果により年金額は変わる。イデコは関連法改正で2017年から自営業者らに限られていた加入対象が公務員や専業主婦にも広がった。
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出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報
…年金は定期的な金銭の給付であるが,主として老齢,遺族,障害等に対する経済的準備のために行われる。年金には,国が法律に基づいて行う公的年金と,民間で任意に行う私的年金がある。さらに私的年金には,企業が退職給与の一種として従業員に支給する企業年金と,生命保険会社等が個人を対象として行う個人年金とがある。…
…年金保険には公的保険(公的年金)と民間保険(私的年金)とがあるが,前者については〈年金〉の項で扱うこととし,本項では後者について述べる。高齢化社会の到来と公的年金の充実に限界が感じられてきたことから,補完的な老後保障として私的年金(保険)が注目を集めている。…
※「私的年金」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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