コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

秋谷七郎 あきや しちろう

2件 の用語解説(秋谷七郎の意味・用語解説を検索)

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

秋谷七郎 あきや-しちろう

1896-1978 昭和時代の生化学者,法医学者。
明治29年11月7日生まれ。東京薬専校長をへて昭和17年母校東京帝大の教授。退官後,昭和大薬学部長などをつとめた。科学捜査研究所(現科学警察研究所)顧問として,24年の下山事件で死後轢断(れきだん)(他殺)の鑑定をくだした。昭和53年8月11日死去。81歳。千葉県出身。

出典|講談社 この辞書の凡例を見る
(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

秋谷七郎
あきやしちろう
(1896―1978)

薬学者。千葉県我孫子(あびこ)に生まれる。東京帝国大学出身。薬学博士。東大で薬学科衛生・化学・裁判化学講座担当。糖質化学を中心とする生化学的研究に重点を置き、実験方法の近代化を図った。併任の東大伝染病研究所(現、医科学研究所)化学部長として医学系との協同研究に成果をあげる。警察本部科学研究所顧問の見地から、犯罪捜査の鑑定に有効な新知見や方法を発見し、鑑識技術の体系的基礎を確立する。とくに下山事件(1949)にあたって、pH曲線による死後経過時間の測定などから死後轢断(れきだん)説を主張した。東大名誉教授、東京医科歯科大学教授、同付属総合法医学研究施設長、昭和大学名誉教授。中央薬事審議会長、日本学術会議会員、日本薬学会頭その他を歴任した。[根本曽代子]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

秋谷七郎の関連キーワード岩崎憲柿内三郎菊地吾郎岸三二島薗順雄鈴木重雄左右田徳郎冨田雅次藤田秋治正宗一

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone