秋野茂右衛門(読み)あきの もえもん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「秋野茂右衛門」の解説

秋野茂右衛門 あきの-もえもん

1838-1890 幕末-明治時代の公共事業家。
天保(てんぽう)9年生まれ。生家出羽(でわ)庄内(山形県)屈指富豪で,代々茂右衛門を名のり,祖父以来出羽米沢藩の財政を援助したので,士分にとりたてられた。教育事業や加茂坂トンネル開削などに私財を投じた。明治23年8月10日死去。53歳。名は豊足

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android