秩父宮雍仁(読み)ちちぶのみややすひと

日本大百科全書(ニッポニカ)「秩父宮雍仁」の解説

秩父宮雍仁
ちちぶのみややすひと
(1902―1953)

皇族。大正天皇第二皇子。淳宮(あつのみや)と称したが、1922年(大正11)秩父宮の号を受ける。陸軍士官学校卒業。25年渡欧、オックスフォード大学留学。28年(昭和3)松平恒雄(つねお)の長女勢津子(せつこ)と結婚。陸軍大学校卒業後、中隊長、大隊長、南支派遣軍参謀などを務め、皇道派系の青年将校に人気があった。そのため二・二六事件のときはその動向が注目された。37年イギリス国王ジョージ6世の戴冠(たいかん)式に天皇名代として参列。登山、スポーツの愛好家として知られていたが、40年肺結核となり療養生活に入ったが、ついに回復しなかった。45年少将。

[小田部雄次]

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百科事典マイペディア「秩父宮雍仁」の解説

秩父宮雍仁【ちちぶのみややすひと】

大正天皇第2皇子。幼称淳宮(あつのみや)。1922年宮家を創立。オックスフォード大学に留学,1928年松平勢津子と結婚。スポーツ愛好家として知られた。

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