稚内空港(読み)ワッカナイクウコウ

デジタル大辞泉 「稚内空港」の意味・読み・例文・類語

わっかない‐くうこう〔‐クウカウ〕【稚内空港】

北海道稚内市にある空港国管理空港の一。昭和35年(1960)開港宗谷湾岸に位置する。→拠点空港

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日本歴史地名大系 「稚内空港」の解説

稚内空港
わつかないくうこう

稚内市街の東方約一二キロに位置し、宗谷湾に臨む。面積九五万五七〇八平方メートル。昭和三一年(一九五六)七月に稚内空港の設置が決定し、一二〇〇メートルの滑走路エプロン・対空通信施設・ターミナルビルなどが完成し、同三五年四月に第二種空港として開港した。稚内―札幌(丘珠・千歳)間の不定期便季節運航、同三七年から稚内―利尻りしり間の不定期便の季節運航が始まった。同三九年からノシャップにある米軍基地が使用したが、同四六年撤退した(稚内市史)。同四八年からは大型航空機による定期便就航などに備え、整備・拡充がなされた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報