稟議(読み)リンギ

デジタル大辞泉 「稟議」の意味・読み・例文・類語

りん‐ぎ【×稟議】

《「ひんぎ」の慣用読み会社官庁などで、会議を開催する手数を省くため、係の者が案を作成して関係者に回し、承認を求めること。「稟議書」

ひん‐ぎ【×稟議】

りんぎ(稟議)

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精選版 日本国語大辞典 「稟議」の意味・読み・例文・類語

りん‐ぎ【稟議】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「稟議(ひんぎ)」の慣用読み )
  2. 上位の人にはかり申しあげること。
    1. [初出の実例]「新築更正に係るものは、内務省に稟議すべし」(出典:地方官会議日誌‐一二・明治八年(1875)七月五日)
    2. [その他の文献]〔宋史‐高宗紀・五〕
  3. 官庁や会社などで、会議を開くほどではない新事項が生じたとき、主管者が決定案を作成し、関係者間に回して承認を求めること。
    1. [初出の実例]「之を大蔵卿一日に稟議して」(出典:太政官布告第百六号‐明治九年(1876)八月)

ひん‐ぎ【稟議】

  1. 〘 名詞 〙 上奏して審議してもらうこと。りんぎ。

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普及版 字通 「稟議」の読み・字形・画数・意味

【稟議】ひんぎ

論議してその決定を奏上する。〔宋史、宇文虚中伝〕(金人す。~中~等謀りて、以て闕に赴きて稟議し、歸の計を爲す。

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