デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「稲葉正倚」の解説 稲葉正倚 いなば-まさより 1647-1714 江戸時代前期-中期の武士,歌人。正保(しょうほ)4年生まれ。相模(さがみ)(神奈川県)小田原藩主稲葉正則(まさのり)の次男。幕臣。天和(てんな)3年兄の小田原藩主稲葉正往(まさゆき)から7000石を分与されて分家。書院番頭(ばんがしら),大番頭をつとめた。和歌を飛鳥井雅章(あすかい-まさあき)や中院通茂(なかのいん-みちしげ)に,茶道を一尾伊織(いちお-いおり)にまなんだ。正徳(しょうとく)4年8月27日死去。68歳。初名は正喬(まさたか)。号は含章。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例