穢多頭(読み)えたがしら

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「穢多頭」の意味・わかりやすい解説

穢多頭
えたがしら

江戸幕府が関八州 (相模,武蔵,安房,上総,下総,常陸,上野,下野) ,甲斐,伊豆,陸奥,駿河の 12ヵ国の穢多を統率するために任命した役人。浅草の弾左衛門がそれで,長州征伐後,その配下とともに解放された。また,一部の諸藩でも設けられた。

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世界大百科事典(旧版)内の穢多頭の言及

【弾左衛門】より

…江戸に本拠をおいた〈穢多頭(えたがしら)(長吏頭(ちようりがしら))〉で,関八州と伊豆の全域,および甲斐,駿河,陸奥の一部の被差別部落を統轄するとともに,触頭(ふれがしら)として全国の被差別部落に号令する権限を幕府からゆだねられていた。歴代この名を襲名し,幕末・維新期の第13代弾左衛門(弾内記(ないき),直樹(なおき))にいたって旧来の地位・権益を失った。…

※「穢多頭」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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