空堀・乾濠(読み)からぼり

精選版 日本国語大辞典 「空堀・乾濠」の意味・読み・例文・類語

から‐ぼり【空堀・乾濠】

〘名〙 (「からほり」とも)
① 水のない堀。
太平記(14C後)一七「無動寺の麓より湖の波打ち際までから堀(ホリ)を二丈余に掘り通して」
房事過度のために身心が衰えること。腎虚
※雑俳・柳多留拾遺(1801)巻八上「殿様をから堀にするうつくしさ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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