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腎虚 ジンキョ

デジタル大辞泉の解説

じん‐きょ【腎虚】

[名](スル)
漢方で、虚弱体質・精力減退に類する症状。
俗に、過度に性交することによる男性のからだの衰弱

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典 第2版の解説

じんきょ【腎虚】

漢方の病名。漢方医学では〈〉は精液(腎水)をつくる臓器とされ,精液が枯渇するとなると考えられ,とくに房事過多がその原因とされた。いわば過淫による強度の衰弱症である。したがって江戸時代には小咄や川柳などの題材によくとりあげられた。〈腎をば堅っ苦しい奴が病み〉(《柳多留》),〈入聟のじんきょはあまり律義過〉(《末摘花》)。豊臣秀吉の死因は荒淫による腎虚といわれている。【立川 昭二】

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

大辞林 第三版の解説

じんきょ【腎虚】

( 名 ) スル
房事過度などのために衰弱すること。また、その病名。水損すいそん。 「娼婦おやま買ひして-した人はなけれど/いさなとり 露伴

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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