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空港監視レーダー くうこうかんしレーダー

2件 の用語解説(空港監視レーダーの意味・用語解説を検索)

百科事典マイペディアの解説

空港監視レーダー【くうこうかんしレーダー】

airport surveillance radarの訳。略してASR地上誘導着陸装置レーダー管制において,飛行場や管制圏内を飛行する航空機を監視・管制するレーダー装置。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

空港監視レーダー
くうこうかんしれーだー

航空管制に使用されるレーダーのうち、空港周辺空域にある航空機に対し、空港への進入や空港からの出発の管制を行う一次レーダー。ASR(airport surveillance radarの略称)ともいう。一次レーダーは、アンテナから航空機までの距離と方位の二次元の情報を得て管制を行うもので、航空機の高度は測定できない。この高度の情報が加わったものは二次監視レーダーSSR secondary surveillance radar)とよばれ、現用の管制システムでは通常ASRとSSRとを組み合わせて使用している。
 ASRのアンテナは空港周辺の見通しのよい場所に設置されており、管制室からリモートコントロールされる。管制室内の管制官はレーダースコープ上に表示された航空機の相対位置を監視し、無線電話により航空機間の間隔を適当な距離に保ちながら誘導する。航空機が空港に近づき、着陸のための最終進入に入ると、精測進入レーダー(PAR precision approach radar)と組み合わせて使用し、より精度の高い管制を行うことができる。
 ASRの電波の波長は、主として10センチメートル帯が使用されており、覆域はだいたい90~130キロメートル、高度は約8000メートルまでである。また、このレーダーは、山などの地上障害物や、降雨による反射信号をレーダースコープから消去し、移動物体だけを写し出す機能MTI(moving target indicator)を備えている。[青木享起・仲村宸一郎]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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世界大百科事典内の空港監視レーダーの言及

【航空保安無線施設】より

…ILSは機上装備との組合せで,極端に視界の悪い状況下でも自動着陸が可能であり,主要な空港においては,天候のいかんにかかわらず,安全上,常時,着陸誘導基準として用いられているが,将来はマイクロ波によるより性能に幅のあるMLSを国際基準として使用するというICAOの方針が定められている。(3)の施設としては航空路監視レーダーならびにターミナル空域をみる空港監視レーダー,応答波の返ってくる二次監視レーダーなどがあり,また空港の地表面における航空機や車両の動きを監視するASDE(airport surface detecting equipmentの略。空港表面探知装置)もこれに含まれる。…

※「空港監視レーダー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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