立花牧童(読み)たちばなぼくどう

精選版 日本国語大辞典 「立花牧童」の意味・読み・例文・類語

たちばな‐ぼくどう【立花牧童】

  1. 江戸前期の俳人加賀国石川県)の人。北枝の兄。研刀師で、加賀藩御用を勤める。芭蕉門。はじめ談林俳諧に親しんだが、芭蕉の加賀来遊の時にその門に入った。北枝とともに加賀蕉門の中心をなした。享保初年(一七一六)頃没か。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「立花牧童」の解説

立花牧童 たちばな-ぼくどう

?-? 江戸時代前期-中期の俳人。
立花北枝の兄。加賀金沢藩の御用研師(とぎし)。元禄(げんろく)2年(1689)松尾芭蕉(ばしょう)が「おくのほそ道」行の途上,金沢にきたときに入門。16年各務(かがみ)支考と共編で「草刈笛」を刊行した。通称は研屋彦三郎。別号に松葉,帯藤軒,圃辛亭。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む