日本歴史地名大系 「竜泰院」の解説 竜泰院りゆうたいいん 茨城県:久慈郡大子町袋田村竜泰院[現在地名]大子町袋田滝(たき)川の右岸にあり、熊野山と号し、曹洞宗。本尊は釈迦如来。寛文三年(一六六三)の開基帳によると、明応七年(一四九八)の創建、上金沢の常明(かみかねざわのじようみよう)寺末で、除地八石余、檀那一千三九五人を有した。寺伝によると天文年間(一五三二―五五)足利(あしかが)(現栃木県)長林(ちようりん)寺五世天山正繁の開山といわれる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by