竜眼(読み)リュウガン

デジタル大辞泉 「竜眼」の意味・読み・例文・類語

りゅう‐がん【竜眼】

ムクロジ科の常緑小高木。葉は羽状複葉で、互生。春、黄白色の芳香のある小花を円錐状につけ、夏に淡褐色球形の実を結ぶ。中の白色多肉の仮種皮は甘く、生食し、また漢方で用いる。中国南部の原産
天子の目。りょうがん。
「―より御涙を流させ給ひ」〈盛衰記・七〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の竜眼の言及

【一弦琴】より

…胴の長さ3尺6寸6分(約111cm),幅は頭部3寸5分(約11cm),尾部2寸6分(約8cm)くらい。頭部の端を竜頭(りゆうず),尾端を竜尾といい,竜頭の近くにある竜眼に通した弦を竜尾の近くに立てた転軫(てんじん)に巻いて止める。転軫を立てる孔を竜孔という。…

※「竜眼」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

デジタル貿易

国境を越えて、データや情報の移転を伴う商取引の総称。ECサイトやコンテンツ配信サービスの利用、国外にある宿泊施設の予約など、インターネットを基盤とし、電子的または物理的に提供される製品・サービス全般を...

デジタル貿易の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android