出目金(読み)デメキン

精選版 日本国語大辞典 「出目金」の意味・読み・例文・類語

でめ‐きん【出目金】

  1. 〘 名詞 〙 金魚の一品種。両眼が大きく左右に突き出ている種類。体形はリュウキン形で、体色の赤いアカデメ、黒いクロデメ、および白地に青・赤・黒の斑紋を持つサンシキデメの三品種に大別される。特に目が上を向いているものをチョウテンガン頂天眼)という。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「見える方の目は出目金のやうに出張ってゐる」(出典:天国の記録(1930)〈下村千秋〉五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む