デジタル大辞泉 「竪詠草」の意味・読み・例文・類語 たて‐えいそう〔‐エイサウ〕【×竪詠草】 和歌の書式の一。小奉書・杉原紙・美濃紙などを二つ折りにし、さらに内へ五つに折り、記名、歌題、上の句、下の句を順次各枠内に書く。2首の場合は、1首を3行目に、他の1首を4行目に、いずれも2行書きにする。⇔横詠草。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「竪詠草」の意味・読み・例文・類語 たて‐えいそう‥エイサウ【竪詠草】 〘 名詞 〙 和歌の書式の一つ。美濃紙、杉原紙、小奉書などを縦に二つに折り、さらにそれを縦に五つに折り、一行目から記名、歌題、上の句、下の句の順に書く。二首を書く時は三行目の中に一首を、四行目に一首を二行ずつに書く。[初出の実例]「詠草は竪詠草本儀なり」(出典:千鳥のあと(1819)詠草書躰) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例