ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「竹ノ内街道」の意味・わかりやすい解説 竹ノ内街道たけノうちかいどう 大阪府堺市と奈良県橿原 (かしはら) 市を結ぶ街道。堺市の仁徳天皇陵の北方で西高野街道と分れて東進,羽曳野市古市を通り,太子町から二上山南麓の竹ノ内峠を越え,奈良盆地に出て橿原市にいたる。古くから難波 (大阪) と飛鳥 (奈良) を結ぶ主要街道の一つで,沿道付近には百舌鳥 (もず) 古墳群,野中寺,応神天皇陵,誉田 (こんだ) 八幡宮,源氏三代の墓,聖徳太子をまつる叡福寺,当麻 (たいま) 寺などがある。現在,街道の主部は国道 166号線に相当する。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by