笙野頼子(読み)ショウノヨリコ

デジタル大辞泉 「笙野頼子」の意味・読み・例文・類語

しょうの‐よりこ〔シヤウの‐〕【笙野頼子】

[1956~ ]小説家三重の生まれ。本姓市川。「タイムスリップ・コンビナート」で芥川賞受賞。他に「なにもしてない」「二百回忌」「幽界森娘異聞」「金毘羅」など。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「笙野頼子」の解説

笙野頼子 しょうの-よりこ

1956- 昭和後期-平成時代の小説家。
昭和31年3月16日生まれ。昭和56年「極楽」で群像新人文学賞。現代女性の存在の不安を,現実と妄想交錯のなかに追いつづけ,平成3年「なにもしてない」で野間文芸新人賞,6年「二百回忌」で三島由紀夫賞,「タイムスリップコンビナート」で芥川賞をうける。13年「幽界森娘異聞」で泉鏡花賞。17年「金毘羅」で伊藤整文学賞。26年「未闘病記膠原病、『混合性結合組織病』の」で野間文芸賞。三重県出身。立命館大卒。本名は市川頼子。

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