共同通信ニュース用語解説 「第2次石油危機」の解説
第2次石油危機
1979年のイラン革命の影響で、同国からの原油輸出が停止したことが契機となった。石油輸出国機構(OPEC)は原油供給が不足したことに対応し、原油価格の引き上げに踏み切った。国際価格は約3年間で3倍近く高騰し、世界経済に打撃を与えた。日本国内でも物価が上昇し、経済成長率は減速した。第1次危機は73年の第4次中東戦争が発端となり、原油価格が急騰。日本ではトイレットペーパーの買いだめといった社会的な混乱にもつながった。
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