笹巻(読み)ササマキ

デジタル大辞泉 「笹巻」の意味・読み・例文・類語

ささ‐まき【×笹巻(き)】

防腐包装を兼ねて食品幅広の葉で包むこと。また、そのもの。団子・もち米飯・すしまんじゅう道明寺まんじゅうなどを包む。 夏》
道明寺ほしいを蒸したものにあんを入れ、さらに蒸して笹の葉を巻いたもの。

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精選版 日本国語大辞典 「笹巻」の意味・読み・例文・類語

ささ‐まき【笹巻】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 餠菓子の一つ。蒸した道明寺糒(どうみょうじほしい)の中に餡(あん)を入れ、さらに蒸したのち笹で巻いたもの。ささのまき
  3. 鮨を笹の葉で巻くこと。また、その鮨。笹巻鮨
    1. [初出の実例]「竈河岸(へっつひがし)の笹巻の鮨が持出された」(出典河明り(1939)〈岡本かの子〉)

笹巻の補助注記

( について ) 多くの地方では端午節供の食物だが、山形県飽海郡飛島では、初春の魂祭に供え、岐阜県揖斐郡では屋根葺きの祝いに投げる。

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