笹津(読み)ささづ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「笹津」の意味・わかりやすい解説

笹津
ささづ

富山県中部,富山市中部にある旧大沢野町の中心地区。旧町名。富山市を縦断する神通川流域にある。神通川の谷口集落で,河川交通飛騨街道要衝として発展した。紡績工場が立地春日温泉,保養センターがあり神通峡県定公園の入口になっている。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「笹津」の意味・わかりやすい解説

笹津
ささづ

富山県中部、富山市の一地区。江戸時代には飛騨(ひだ)街道(国道41号)の宿場町であった。現在は街村形態の市街地南端を占める。JR高山本線の笹津駅、北陸電力の神通(じんづう)川発電所がある。

[編集部]

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世界大百科事典(旧版)内の笹津の言及

【大沢野[町]】より

…北部は段丘化した扇状地が占め,南部は神通川東岸の飛驒山脈北縁にあたる山地が占める。中心地の笹津は谷口集落で,飛驒街道の宿場町として発達,南北7kmに及ぶ街村がみられる。江戸時代中期に神通川から取水する用水路の開削が始まり,後期に新田開発が進んだが,扇状地一帯が水田化したのは昭和初期である。…

※「笹津」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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