等価線量(読み)トウカセンリョウ

デジタル大辞泉 「等価線量」の意味・読み・例文・類語

とうか‐せんりょう〔‐センリヤウ〕【等価線量】

放射線人体組織臓器に与える影響を表す線量特定の組織または臓器が受けた平均吸収線量に、放射線荷重係数を乗じることで求められる。単位シーベルト。→実効線量

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

化学辞典 第2版 「等価線量」の解説

等価線量
トウカセンリョウ
equivalent dose

放射線量一種.単位シーベルト(Sv).放射線の種類エネルギーの違いを標準化して,生体に対する影響を同一尺度で表すために用いられる.等価線量 HT,R は吸収線量 DT,R(単位グレイ(Gy))に放射線荷重係数(旧線質係数)WR を乗じて得られる.

HT,RWRDT,R

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

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