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算籌 さんちゅうSuan-chou

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

算籌
さんちゅう
Suan-chou

算木ともいう。中国で筆算が普及しはじめる宋代まで用いられた計算用具。当時の計算は,もっぱら算,籌,策などと呼ばれた算木を算盤上に「布算」して進められた。殷代の数字のいくつかは算木に起源をもつという。初め竹が使われたとされ,『漢書』「律暦志」には算木の作り方があり,直径3分,長さ6寸 (約 14cm) の丸い形のものであった。宋代の沈括の『夢渓筆談』によると,赤籌と黒籌を用いて正負を区別したとあるが,負数を表わすには末尾の数に算木を斜めに置く方法もあった。算木で数を表わすには,縦式によって一,百,万などの位の数を,横式によって十,千などの位の数を示し,両者を交互に組合せて一般の数を示した。零のところは空位にして空けたままにした。金・元以後の筆記用の記数法 (数瑪または暗瑪) は,算籌にヒントを得たとされている。

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大辞林 第三版の解説

さんちゅう【算籌】

算木さんぎ 」に同じ。

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