(読み)サン

  • さん・す
  • さん・する
  • ざん
  • 漢字項目

デジタル大辞泉の解説

昔、中国から渡来した計算用具。長方形の小さい木片。
占いに用いる算木(さんぎ)。また、その占い。
計算。勘定。「が合う」「つるかめ
はかりごと。もくろみ。計画。
「胸中予(あらかじ)めこの―ありけん」〈鏡花・琵琶伝〉
[音]サン(呉)(漢) [訓]かぞえる
学習漢字]2年
かぞえる。かぞえること。「算出算数算法暗算(あんざん)演算(えんざん)加算概算計算決算採算珠算(しゅざん)通算予算
もくろむ。はかる。見込み。「算段誤算公算勝算心算成算打算目算
年齢。「算賀聖算宝算
[名のり]かず・とも
[難読]算盤(そろばん)心算(つもり)

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精選版 日本国語大辞典の解説

〘語素〙 名詞に付いて、そのような計算の仕方を表わす。「つるかめざん」「ねずみざん」「たしざん」「ひきざん」など。
〘他サ変〙 さん・す 〘他サ変〙 かぞえる。はかる。加える。
※西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉五「その揺擺器(〈注〉さげふり)始て十分に成就し、時限を測り天文を算する必要の器とはなりにけり」
〘他サ変〙 ⇒さんする(算)

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世界大百科事典内のの言及

【算木】より

…筮竹(ぜいちく)の操作によって出た爻を,下から上へ順次置いてゆくためのもの。古代には1爻を得るごとに地面に爻を描き,6爻(ひとつの卦(か)を成す)が備わると方版に描いて依頼者に示したといい(《儀礼(ぎらい)》士冠礼の疏),朱熹の《筮儀》にも,爻を描くために筆と墨と黄色い漆の板を用意せよとあって算木(中国語の卦子)への言及がないから,算木を使うのは古礼ではなく近世にはじまったことがらであろう。(2)中国の計算器。…

※「算」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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