管理監督者(読み)カンリカントクシャ

デジタル大辞泉 「管理監督者」の意味・読み・例文・類語

かんりかんとく‐しゃ〔クワンリカントク‐〕【管理監督者】

管理職」の法律上の名称労働基準法に定める、年次有給休暇、深夜労働、割増賃金などの労働時間規制適用から除外することを認められた人・職のこと。

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共同通信ニュース用語解説 「管理監督者」の解説

管理監督者

労働基準法は、経営者と一体的な地位にある人を労働時間休日など労働時間規制の保護対象から除外している。企業は残業代の支払い義務がない。管理監督者に該当するかどうかは役職名ではなく/(1)/経営や労務管理について経営者と一体的な立場か/(2)/勤務時間の自由裁量があるか/(3)/一般従業員に比べ地位と権限にふさわしい賃金が支給されているか―など実態に基づき判断される。肩書だけで権限のない「名ばかり管理職」問題が以前から指摘されている。

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