築島(読み)つきじま

日本歴史地名大系 「築島」の解説

築島
つきじま

こう島の北方市木いちき日南海岸にある。対岸から約〇・五キロの沖にあり、周囲二・二キロ、面積〇・二四平方キロ、最大標高は一〇二・二メートル。東部は海食崖が発達し、西部のわずかな平地に小さな漁業集落がある。島名は明治初期にこの島を買収した愛媛県宇和島うわじま漁師築島氏からとられている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 ちき 渡船

デジタル大辞泉プラス 「築島」の解説

築島〔宮崎県〕

宮崎県串間市、舳(へた)港の東沖約0.5キロメートルに位置する南那珂群島の島。面積約0.24平方キロメートル。島名は明治時代にこの島に移り住んだ四国宇和島の漁師の苗字に由来するとされる。アジイセエビなどの漁業が行われる。

築島(つくしま)〔島根県〕

島根県松江市北部、瀬崎の東約0.6kmに位置する無人島。「出雲国風土記」にもその名が見られる。

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