(読み)さく

精選版 日本国語大辞典 「簀」の意味・読み・例文・類語

さく【簀】

〘名〙
① 竹や木を編んで作った敷物。おもに寝台の上に敷く。箪(たかむしろ)。〔改正増補和英語林集成(1886)〕 〔礼記‐檀弓上〕
簀子(すのこ)。す。〔史記‐范雎伝〕

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デジタル大辞泉 「簀」の意味・読み・例文・類語

す【×簀】

割り竹・あしなどを粗く編んだもの。「巻き」「よしず

さく【×簀】

の子。す。
竹や木を編んで作った敷物。主に寝台の上に敷く。たかむしろ。

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世界大百科事典(旧版)内のの言及

【すだれ(簾)】より

…室内の仕切り,日よけなどに用いる。〈すだれ〉は簀垂(すだれ)であり,〈す(簀)〉は〈すきま〉から出た言葉でもとは敷物である。簀とみられる遺物は縄文時代からある。…

※「簀」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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