籠町(読み)かごまち

日本歴史地名大系 「籠町」の解説

籠町
かごまち

[現在地名]山崎町山崎

山崎城下一一ヵ町の一つ。初め籠町(籠ノ町)、次いでちや町、さらに伊沢いさわ町と改称(宝永五年「宍粟郡志」)。城下の北限部に位置し、紺屋こんや町筋の北の角を少し東へ折れてからすぐ北へ向かう通りにある両側町。この道筋は伊沢谷およびその上流都多つた谷へ通じている。


籠町
つづらまち

[現在地名]水口町京町きようまち

大池おいけ町の東、東海道を挟んだ両側町。南はひがし町、北はたき町に接し、町の東西南北に辻が通る。町名宿場の特産品であった葛細工にちなむと思われ、慶長七年(一六〇二)の水口美濃部村検地帳写(水口宿文書)にその名がみえる。延宝七年地子赦免帳では居屋敷二四・明屋敷一・番屋敷一、屋敷地の間口は最大七間二尺・最小二間一尺。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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