籠船(読み)カゴブネ

デジタル大辞泉 「籠船」の意味・読み・例文・類語

かご‐ぶね【籠船】

祭礼で引き歩く山車だし一種。美しく飾りたてた船形四輪の車をつけたもの。京都祇園会船鉾ふなぼこなど。飾り船。

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精選版 日本国語大辞典 「籠船」の意味・読み・例文・類語

かご‐ぶね【籠船】

  1. 〘 名詞 〙 神社の祭礼にひき出す山車(だし)一つ地車の上に、金銀金物彩色などで美しく飾り立てた船形を設けたもの。代表的なのは京都の祇園祭のもので、船鉾(ふなぼこ)と呼ばれる飾り船。
    1. [初出の実例]「籠(カコ)舟祇園会舟鉾と云の類也。〈略〉美をつくして飾といへども、内は空なり、故に籠舟といふ」(出典和漢船用集(1766)九)

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