米山寺経塚群(読み)べいさんじきょうづかぐん

国指定史跡ガイドの解説

べいさんじきょうづかぐん【米山寺経塚群】


福島県須賀川市西川にある平安時代末期の経塚遺跡。須賀川市の市街地西北方にある丘陵上、日枝神社境内に所在する。1884年(明治17)に神社本殿を建て直す工事の際に発掘され、10基の経塚と「承安元年」(1171年)の記年銘のある経筒などが出土した。遺跡はそのまま保存され、1937年(昭和12)に国指定史跡となった。1976年(昭和51)の発掘調査によって、土盛りや葺石(ふきいし)が確認され、須恵器(すえき)片の出土のほか、丘陵南斜面に3ヵ所の建物跡とみられる造成面が発見され、外周の溝や石垣も検出された。翌年、これらを含めた約1万m2が追加指定された。JR東北本線須賀川駅から徒歩約15分。

出典 講談社国指定史跡ガイドについて 情報

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