デジタル大辞泉 「米沢紬」の意味・読み・例文・類語 よねざわ‐つむぎ〔よねざは‐〕【▽米沢×紬】 山形県米沢地方から産出する紬。長井紬。置賜紬おきたまつむぎ。米沢琉球りゅうきゅう紬。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「米沢紬」の意味・読み・例文・類語 よねざわ‐つむぎよねざは‥【米沢紬】 〘 名詞 〙 山形県米沢地方から産出する紬。長井紬。米沢琉球。米沢琉球紬。米琉(よねりゅう)。米沢。[初出の実例]「羽織も長着も同じい米沢紬(ヨネザハツムギ)に」(出典:野菊の墓(1906)〈伊藤左千夫〉) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
百科事典マイペディア 「米沢紬」の意味・わかりやすい解説 米沢紬【よねざわつむぎ】 山形県米沢盆地を中心に産出される紬織物。米琉(よねりゅう)(米沢琉球紬の略)とも,集散地にちなみ長井紬ともいう。江戸中期に藩主上杉治憲(はるのり)の奨励により創製された。紬糸または玉糸を用い平織にする。絣(かすり)が特色。絹綿交織などもある。現在は白鷹紬,白鷹御召とともに置賜(おいたま)紬と総称される。着物,帯,座蒲団,服地などにする。→関連項目紬|長井[市]|米沢[市] 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報